新潟アルビレックスBBの連敗はチーム最多タイの「6」に伸びた。

三遠に81-85。55-66と11点ビハインドの第4クオーター(Q)、SF池田雄一(37)が3点シュートを3本決めるなど一時は71-70と逆転したものの、81-81の残り26秒から突き放された。

最後は力尽きた。第4Qの78-81から池田がこの日3本目の3点シュートを決めて追いついた。だが、ここまでだった。その後の攻防で三遠にインサイドから決められ、新潟の攻撃は相手守備を崩せなかった。

福田将吾監督(36)は「選手の頑張りでクロスゲームに持っていけた。明日(20日)はこの勢いを出だしから持って行きたい」と言う。脅威的な追い上げを見せたが、追いかける展開になった要因がある。第1Q、14-19から相手に連続9得点を許した。この点差を縮めることで力を使い果たした。立ち上がり悪さと要所で失点。結果的に負けパターンを繰り返した。

Bリーグ1年目の16-17年シーズン以来の6連敗。課題克服にかかる時間の長さが黒星に直結している。「小さなミスの積み重ねなどで負けてしまった。チームがバラバラにならないようにしたい」。池田は20日の2戦目に目を向けた。