白血病から復帰した競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が30日、自身のSNSを更新して1年を振り返った。満開の桜、ジムやプールでの練習、新国立競技場での五輪1年前イベント、10月の日本学生選手権の写真などを投稿した。

「2019年は桜が見られなかったから、満開の桜を見られてうれしかった。2月にはジムでトレーニング始めて、3月には念願のプールに。5月ごろから徐々に本格的な練習が始まって、7月は20歳の誕生日。新国立競技場でのオリンピック1年前イベントはすごく緊張しました。10月は目標にしてたインカレ! 感極まって(山本)茉由佳と泣いてたなあ。大好きなチームメートと一緒に練習できて、今年も合宿が終わりました」。

池江は昨年2月に白血病を公表。10カ月の入院生活をへて、同12月に退院。2024年パリ五輪を目標に掲げて、競技に復帰した。今年8月に1年7カ月ぶりにレースに出場している。

「大学1年生の時は入院で学校行けなくて、2年生でもいけなくなったことがすごく悲しいけど、好きなものを好きなときに食べて、会いたい人に会えて、大好きな水泳もできて、誰よりも充実してたって思えます。そして本当にたくさんの幸せを感じることができた1年でした。2020年、たくさんの応援をありがとうございました。2021年もよろしくお願いいたします。それではみなさん、よいお年をー」と締めくくっていた。