白血病から復帰した競泳女子の池江璃花子（20＝ルネサンス）が11日、成人の日を迎えた。

マネジメント会社を通じ、昨年9月に事前撮影した振り袖姿の記念写真とともにコメントを発表した。「本日、無事成人の日を迎えることができました。1年前は想像もしていなかった状況でこの日を迎えましたが、1人の新成人として、大人として、自覚を持って強い人間、そして強いアスリートになれるよう精進していきます」。

1年前の昨年1月は退院1カ月で、コロナ禍もなかった。同7月4日に20歳の誕生日を迎えた際は「人として内面的に強い女性になれたらいい」。同8月、同10月と2大会に出場した。

池江は、コロナ禍もあって出場予定だった10日の東京都新春大会を見送り。新年初レースとして北島康介杯（22～24日、東京辰巳国際水泳場）で100メートル自由形にエントリーしている。