女性問題で2カ月半の活動停止処分が明けた競泳男子の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、4分12秒57で優勝した。

昨年9月13日埼玉屋外AG大会以来144日ぶりの試合。予選では、いきなりライバル萩野公介と同組で隣同士のレーンとなった。前半を2分0秒83の2番手で折り返した。得意の平泳ぎでトップに立ち、最後の自由形でも順位をキープ。4分14秒98の1着、全体の2位で決勝に進出。3着の萩野に先着した。瀬戸にとっては、五輪会場の東京アクアティクスセンターで初レースとなった。瀬戸の自己ベストは4分6秒09。

瀬戸は19年世界選手権で個人メドレー2冠=東京五輪代表に内定している。今大会第3日の6日には、200メートル個人メドレー、200メートルバタフライにも出場を予定している。