男子は葛西紀明(48=土屋ホーム)が5位に入った。1回目127メートルで7位だったが、2回目は距離を伸ばし、ヒルサイズに迫る136メートルの大ジャンプで順位を上げた。

2回目は2位の栃本翔平(31=雪印メグミルク)とともに最長不倒となったが、葛西は「ちょっと(テークオフで)失敗したけど風に乗れたのであそこまで伸びた。条件がそろえばあれぐらいは出ると分かっていた。ようやくという感じ。これを機に波に乗りたい」と話した。

男子は渡部陸太(25=東京美装)が130・5メートル、133メートルで今季国内大会3勝目、女子は16歳の中山和(なごみ=下川商高1年)がシニア大会初優勝を飾った。