静岡県袋井市を本拠地にして活動中の女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の関係者4人が16日、静岡県庁で川勝平太知事(72)を表敬訪問した。

20日開幕の全国大会「鈴与・セントパトリックグリーンカップ」(袋井・エコパスタジアム)出場と、国内最高峰リーグ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」を目指して戦っていくことを伝えた。川勝氏から「大会では相手を寄せつけない圧勝を」と激励され、エコパスタジアムのラグビー聖地化への協力も要望された。

選手兼アシスタントコーチで元日本代表の横山里菜子(33)は、今大会のために製作された緑色のユニホームを着用。「知事に試合を見に来ていただくので、プレッシャーを感じますが、みなさんの応援してくれる気持ちを背負って戦います」。試合当日は雨予報のため、ボールを手から滑らせて落とさないように注意するという。「難しい試合になりそうですが、どんな点差でも必ず勝ちたいです」と力を込めた。小池善行監督(42)も川勝氏に「全力を尽くします」と宣言した。【倉橋徹也】