日本カーリング協会は21日、オンラインで理事会を開催し、22年北京オリンピック(五輪)の日本代表決定戦(北海道稚内市)を女子は9月10~12日、混合ダブルスは同月18~20日に行うことを決めた。当初は5月から6月にかけて実施予定だったが、五輪出場枠が懸かる世界選手権がコロナ禍により日程変更されたことで、9月に順延する方向で調整されていた。

女子は平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレと、今月末からの世界選手権(カナダ)に出場する北海道銀行が対戦し、3戦先勝方式で最大5試合を行う。

混合ダブルスは、今年の日本選手権を制した吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)松村雄太(北海道コンサドーレ札幌)組と、昨年優勝の松村千秋(中部電力)谷田康真(コンサドーレ)組、そしてワールドツアーランキング最上位の竹田智子、竹田直将組(名寄協会)の3チームで争う。

男子は昨年と今年の日本選手権を制したコンサドーレがすでに日本代表となる権利を得ている。先日の世界選手権では出場枠を確保できなかったが、12月の五輪最終予選で改めて切符獲得を目指す。