空手の東京オリンピック(五輪)日本代表の最終選考会となるプレミアリーグ・リスボン大会(ポルトガル)が1日に行われ、女子組手61キロ級の染谷真有美(27=テアトルアカデミー)が、東京五輪の代表の座を確定させた。これで空手の五輪代表は、形の男女と組手の各3階級の全8人が出そろった。

染谷は昨春に1度は五輪代表に内定したが、東京五輪延期に伴って内定が取り消され、再選考に。この日は3回戦まで勝利を重ね、準々決勝で屈したが、追う立場だった森口彩美(AGP)が2回戦で敗れ、染谷がランキング上位となることが確定した。

前日には男子組手の佐合尚人(28=高栄警備保障)が、五輪では統合階級として実施される67キロ級代表としての再内定を決めていた。