フィギュアスケートのアイスダンスで全日本選手権3連覇中の小松原美里(28)、尊(30=ともに倉敷FSC)組が17日、22年北京五輪シーズンのプログラムを発表した。

リズムダンス(RD)は米国のシックが78年に発表した「Le Freak」など3曲。美里はツイッターに「1978年のディスコ。一緒にノリノリで楽しめるプログラムに成長させたい」と思いをつづった。

フリーダンス(FD)は「SAYURI」。18年平昌五輪では女子ショートプログラム(SP)で宮原知子が演じた。美里は「皆がコロナによって自由な動きが出来ないところに、この映画を観た時、私たちがシェアしたい物語がありました。自分達らしい作品に仕上げたいと思います」と記した。

夫婦で競技に取り組む2人は20年秋、夫で米国出身の尊(ティム・コレト)が日本国籍を取得。21年3月の世界選手権では19位に入り、日本の五輪枠を1つ獲得した。7月から始まる21-22年シーズンに向け、プログラムの完成度を高めていく。