地元の田口節子(40=岡山)がインから押し切り、前節の平和島に続く2節連続Vを10戦9勝、2着1回の準パーフェクトで飾った。今年3度目、通算では62度目、児島では5度目の優勝となった。

12R優勝戦の進入は枠なりの3対3。スタートは全体的に慎重となり、田口はインからコンマ26の仕掛けで先マイ。差した渡辺優美にバックで迫られたが、伸びて振り切った。2着は渡辺。3着は4カドからまくった堀之内紀代子が入った。

田口は「地元なので、優勝できてほっとしてます。前回は悔しい思いをしたので」。児島は3月のヴィーナスシリーズで、優勝戦1枠ながら守屋美穂に差しを許して2着に敗れており、その悔しさを晴らした。

次節は25日から下関G3オールレディースを走った後、8月4日から浜名湖プレミアムG1レディースチャンピオンが控える。「いいリズムで来ているので頑張りたいです。気持ちをしっかり持って、岡山(支部)を引っ張っていけたら」と、10年ぶり3度目の大会優勝へ照準を定めた。