男子バスケットボールBリーグ1部(B1)大阪エヴェッサに加入した19年W杯日本代表の竹内譲次(36)が6日、早期のフィットに自信を見せた。

チームの選手代表の1人として、大阪市役所を表敬訪問。松井一郎市長(57)ら市の関係者に対して「15年のキャリアの中で培ってきたものを還元して、よりよいチームにしたい。プレーヤーとしても、このチームを優勝争いに導けるようにしたいです」と力強く意気込んだ。

大阪・吹田市出身で京都・洛南高で活躍。東海大進学後は、日立、A東京と関西以外でキャリアを積んできた。207センチ、98キロの長身を武器に、長く日本代表で活躍。東京五輪の出場はかわななかったが、新天地での貢献に目を向ける。

新たな仲間は若い世代が多く、特徴を把握することが第1歩。合田怜主将(28)、橋本拓哉(26)らから情報収集し「合流後もいいコミュニケーションが取れている。経験をうまく伝えられるようにしたい」と意気込む。昨季はチャンピオンシップ準々決勝で敗退。10月2日の三河戦(大阪・おおきにアリーナ舞洲)で開幕する今季、頂点へ駆け上がる先導者となる。【松本航】