バスケットボール男子日本代表のフリオ・ラマス監督が21日、自身のツイッターで退任を表明した。「4年間の日本代表監督としての旅は終わりを迎えた。私にとって素晴らしい経験だった。選手、コーチングスタッフ、日本協会の人たちに感謝し、今後のご活躍を祈っている」と投稿し、最後に「Arigato!」とつづった。

アルゼンチン出身で、12年ロンドンオリンピック(五輪)では母国代表を指揮してベスト4。17年に日本代表監督に就任すると、19年には八村塁(ウィザーズ)らを擁して13年ぶりのW杯出場に導いた。しかしそのW杯は5戦全敗。開催国枠で45年ぶりに出場した東京五輪でも、強豪国相手に3戦全敗に終わっていた。