東京オリンピック(五輪)・パラリンピックのボランティアが集う催しが9日にオンラインで開かれ、柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(25=了徳寺大職)や、パラリンピック競泳男子バタフライ金メダルの木村敬一(31=東京ガス)らメダリスト5人が思い出を語り合った。

大会に参加したボランティアから活動での思い出や選手との交流の様子が語られた後、メダリスト5人それぞれが感謝の言葉を口にした。

木村は試合前にボランティアからのエールで落ち着いて試合に臨めた話を紹介し「レース前は緊張や不安で吐き気を催すほど緊張がある中で、『頑張ってくださいね』と言われてうれしかった」とお礼の言葉を述べた。

競技会場や選手村などで活動する大会ボランティアは「フィールドキャスト」と呼ばれ、延べ7万6186人(オリンピック5万1672人、パラリンピック2万4514人)が参加。女性(4万1289人)が男性(2万9677人)と比べて約2倍に上った。