ラグビーのオーストラリア代表(世界ランク3位)は21日、「リポビタンDチャレンジカップ2021」日本戦(23日、昭和電工ドーム大分)のメンバーを発表し、9月に4年ぶりの代表戦出場を果たしたクエイド・クーパー(33=花園近鉄ライナーズ)が先発SOに名を連ねた。

クーパーは9月12日の南半球4カ国対抗で代表復帰し、19年W杯優勝の南アフリカ戦で劇的な逆転PGを決めて勝利に貢献。勢いに乗ったオーストラリアは、南アフリカ戦2勝、アルゼンチン戦2勝の4連勝で大会を締めくくった。

昨季トヨタ自動車(現トヨタヴェルブリッツ)に在籍したフランカーのマイケル・フーパー(29=ワラタス)らも先発に名を連ね、レニー・ヘッドコーチは世界ランク10位の日本戦に向けて「非常に強いチーム。経験値も大きくなってきて、コーチンググループも素晴らしい。我々もちゃんとチューニングしないといけない。ただ、究極的には、自分たちは自分たちに集中して、自分たちの最高のラグビーを貫きたい」と意気込んだ。