体操の世界選手権は第4日の21日、福岡・北九州市総合体育館で女子個人総合決勝が行われ、東京五輪銅メダルのアンゲリナ・メルニコワ(RGF=ロシア連盟)が56・632点で優勝し、初の世界女王になった。

東京五輪では種目別の床運動で、村上茉愛と同得点でともに銅メダリストとなっていた。表彰式では副賞の花束「ビクトリーブーケ」を互いに渡し合う場面があり、健闘をたたえ合う姿が話題となった。

村上は今大会は種目を絞っており、個人総合には不参加。日本は畠田瞳(21)が予選を4位で通過していたが、20日の練習で負った首のケガで棄権していた。