開幕戦は坂本花織(21=シスメックス)が日本勢最高の4位だった。

ショートプログラム(SP)4位で迎えたフリーで全体3位の144・77点をマーク。合計215・93点としたが、ロシア勢と韓国の「キム・ヨナ2世」に及ばず、1・04点差の総合4位で表彰台には届かなかった。

SP8位の宮原知子(23=木下グループ)は134・15点の合計200・51点で順位を1つ上げて7位、同12位の横井ゆは菜(21=中京大)は119・30点の合計174・07点で、同じく順位を1つ上げた11位で大会を終えた。

優勝は、大技の4回転ルッツを成功させたアレクサンドラ・トルソワ(17=ロシア)で232・37点。2位は同じロシアの15歳ダリア・ウサチョワで217・31点。3位は「キム・ヨナ2世」ことユ・ヨン(17)で216・97点。フリーは全体2位の146・24点で坂本をかわし、師事する日本の浜田美栄コーチらと喜び合っていた。【木下淳】