フィギュアスケート男子の冬季オリンピック(五輪)2連覇王者で、現在は右足首を負傷中の羽生結弦(26=ANA)がグランプリ(GP)シリーズ最終の第6戦ロシア杯(26~28日、ソチ)も欠場することが16日、日本スケート連盟から発表された。

◆欠場理由

「11月4日にリリースした『右足関節靭帯(じんたい)損傷』の回復が遅れているため」

◆本人コメント

「応援してくださり、本当にありがとうございます。応援の声や想いに応えられるよう、全力で頑張っています。動きによっては痛みが出てしまいますが、日常生活では、痛みの影響がなくなってきました。まだスタートラインにはたどり着いていませんが、着実に前に進んでいきます。これからも、よろしくお願いいたします。がんばります」(原文まま)

羽生は今季初戦の予定だった第4戦NHK杯(12~14日、東京・代々木第1体育館)に続く回避。今後は約1カ月後の全日本選手権(12月22~26日、さいたまスーパーアリーナ)を目指すことになるが、回復状況が注目される。【木下淳】