東地区のレバンガ北海道は横浜BCに75-72で競り勝ち2連勝を飾った。橋本竜馬主将(33)がチームトップタイ、移籍後最多の21得点。「迷いなく打てる球は打っていこうと思っていた」と3点シュート4本を決めるなど奮闘した。

17点差をひっくり返された第3クオーター(Q)、52-55の残り1秒で橋本が3点シュートを決めた。第4Qには21得点を挙げていたロングが5ファウルで退場する展開に、佐古賢一監督(51)は「どっちに動くかわからないタイミングだったが、橋本選手に助けてもらった」とたたえた。

前日に続き夫人ともうすぐ1歳になる長男が応援していた。入浴や食事の世話もするパパは「遠征から帰ってくると気持ちが和みます」とプレーの原動力だ。今季きたえーるで5戦全勝。11日は同会場で大阪と対戦する。橋本は「1つでもホームで勝ちを重ねていきたい」と意気込んだ。

○…牧が古巣横浜BC相手に存在感を見せた。第2Qに3点シュートを3連続で成功させ9得点。アグレッシブなプレーでチームに流れを引き寄せた。「勝ち切れたのは今日の収穫。2連勝できたのはうれしく思うし、これから連勝も伸ばしていきたい」と気持ちを高めた。