ソフトボール界の“BIGMAMA”になる。東京オリンピック(五輪)ソフトボール女子日本代表で金メダルを獲得した山本優内野手(33=ビックカメラ高崎)が11日、矢端信介チームリーダー(58)とともに地元札幌で行われた五輪報告会に出席した。

すでに今季限りでの現役引退を表明。日本ハムの「BIGBOSS」に刺激を受けながら、ビッグな指導者を目指して活動をスタートさせる。

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常に真剣な目で受け答えする山本の表情が一瞬、和らいだ。「素晴らしい方だなと思います。監督、BIGBOSSになってから、インスタもフォローしました」。日本ハムの「BIGBOSS」こと新庄剛志監督(49)が更新するインスタグラムに注目している。「見てておもしろいなと思いながら、SNSで元気をもらっています」と刺激を受けている。

新庄監督と直接対面はないが、日本ハムが日本一になった06年、高校3年生の時に試合観戦したことがある。「プロ野球はファンを楽しませるのが一番だと思う。自分自身も見に来てくださった方々に楽しかったと思ってもらうのが一番だと思っていた」と共感している。

すでに今季限りでの現役引退を表明。今後は故郷札幌に戻り道内を主な拠点に後進の指導にあたる。「選手が持っているものを100%出せる指導者が理想。学びたい人がいるんだったらどこでも行きます」。目指すはBIGBOSSならぬ“BIGMAMA”だ。 この日はチームリーダーの矢端氏とともに五輪報告会に出席した。ソフトボール部に所属する小学生から高校生までの選手たちや関係者100人ほどが参加。高校生から次々と飛んだ質問にも1つ1つ丁寧に答えた。「私が一番やってきたのは追求すること。朝5時に起きて鏡に向かって(映る)自分の打ち方を見て、どの角度にバットがあるとボールに負けないのかというのをひたすらやっていました」。金メダリストの金言を子どもたちは一斉にノートにメモした。

近日中に指導者として本格始動する。12月26日から石狩市内で開かれる中学生の選抜チームの合宿に講師として参加する予定だ。「子どもの人口も減っている。競技人口が増えることはなかなか難しいと思うので、今やっている子どもたちにできるだけ、持っているものを引き出してあげたい」と思いをはせた。【山崎純一】