結成2季目の村元哉中(かな、28)、高橋大輔(35)組(関大KFSC)が手痛いミスで63・35点にとどまり、2位発進となった。

「パターンダンスタイプ・ステップシークエンス」中に2人の脚がもつれて転倒。出来栄え点(GOE)でマイナス3・49点となり、転倒で2点の減点もあった。22年北京五輪の代表1枠を争う首位の小松原美里、尊組(倉敷FSC)と4・81点差。演技後には2人が緊張感について語った。

主な一問一答は以下の通り。

-緊張感は

高橋「僕は今日ちょっと緊張感が高かったですね」

村元「比較的落ち着いていたんですけれど、全日本選手権は特別な空気というか、言葉に表せない雰囲気がある。多分すごく緊張していたのかなと思います」

-北京五輪が懸かっている

高橋「もちろん北京は頭のどこかにはありますし、今シーズンは(国際大会)2戦を終えてすごく良い形できて『それ以上に』という気負いもあった。『全日本でいい結果残したい』とか、いろいろなものが重なって、緊張感が高かったです」

-どの場面から緊張が

高橋「朝から落ち着いていたけれど、その中で緊張感が高くて、5分間練習でばたついた印象があって、緊張しているのかなと思いました」

村元「私は曲が始まり、最初に大ちゃんが私の脚の下を潜る時に、バランスを崩してしまった。そこでガッと緊張が上がってしまったかなと感じます」

-小松原組とは4・81点差がついた

村元「何点差とかよりも、自分たちの演技に集中すれば結果はついてくると思います」

高橋「やるべきことをやるしかないです」