花園近鉄ライナーズが4連勝で勝ち点5を獲得し、20点とした。前節初勝利を挙げた釜石シーウェイブスに前半19-14と苦しみ、後半に6トライを量産して突き放した。

新星が輝きを放った。初出場初スタメンのWTB木村朋也(23)が初トライを決めた。後半13分、右中間ゴール前でCTB岡村晃司(23)のパスを受けるとディフェンダー2人をかわし、インゴールへ。リード4点と先に1本欲しい後半には、開始早々に自陣深くからビッグゲインして、フランカーのジェド・ブラウン(30)のトライを呼んだ。スピード、切れるステップを生かしたラン。この日通算7トライ目を決めたWTB片岡涼亮(24)と勝負強い両翼を形成した。

試合はディフェンスの甘さが目立ち、ロックのパトリック・タファ(22)がハイタックルで退場を食らうなど不要な反則もあった。水間良武ヘッドコーチ(44)は大勝を「ほめられた内容ではないので(反省を)次につなげたい」と辛口で振り返りつつ、木村については「故障上がりだし、後半バテましたけど本来(相手を)抜く力は持っています」。フランカー野中翔平主将(26)も「まだまだやってもらわないといけない選手」という。

前半を4勝1敗で駆け抜けた。1部との入れ替え戦出場の上位3枠に向けて、順調だ。SHウィル・ゲニア(34)とSOクウェイド・クーパー(33)というオーストラリア代表コンビらワールドクラスの中核に木村ら新戦力も台頭。後半戦はさらにチームの完成度を上げていく。