北京冬季オリンピック(五輪)のスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が18日、都内の日本記者クラブで会見を行った。

今大会の競技は人工雪で行われたが、選手としての見解を述べた。

「今回、人工雪の中ではハーフパイプの状態はかなり整えられてて。人工雪なのかなと思う状態でもあったと思いますし、結論こう、人工雪であってもそうでなくても、滑ってる側では両方合わせられるようになっていかないといけない」。

求められる技術レベルを泰然と説明。その上で、地球温暖化の影響で、冬季五輪の開催が危ぶまれる声もあることにも触れた。

「うーん、そこに関して深く考えてはなかったんですけど、でも、なんだろうな、続けていける限りは、スノーボードは五輪で始まったばかりの競技でもあって、五輪での影響は横乗り業界は特に大きなもの。そこをめざしてくる子どもたちも増えたと思う。大きな影響力はあると思ってて、そこの形は残り続けていってほしいなという願いはありますね」と述べた。