フィギュアスケートの世界選手権(フランス・モンペリエ)は26日(日本時間27日)、最終種目のアイスダンス・フリーダンス(FD)が行われる。

日本から初出場している村元哉中(かな、29)高橋大輔(36)組(ともに関大KFSC)は、リズムダンス(RD)67・77点の15位でFDへ。目標の10位以内に向けて磨いてきた所作、諦めない姿勢、楽しむ気持ちを古典バレエの名曲「ラ・バヤデール」に込める。

競技は日本時間の26日深夜1時5分に始まる。主なカップルの滑走順(予定)は以下の通り(すべて日本時間)。

【午前1時49分】村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)RD15位=67・77点

【午前3時43分】パイパー・ギレス、ポール・ポワリエ組(カナダ)RD5位=80・79点

【午前3時51分】シャルレーヌ・ギニャール、マルコ・ファブリ組(イタリア)RD4位=84・22点

【午前3時59分】マディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)RD3位=87・51点

【午前4時8分】マディソン・ハベル、ザカリー・ドノヒュー組(米国)RD2位=89・72点

【午前4時16分】ガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)RD1位=92・73点

村元、高橋組と10位のリトアニア組との差は6・29点。エストニア・タリンで1月に行われた4大陸選手権で日本勢最高の銀メダルを獲得した「かなだい」が巻き返しを図る。

最終滑走は地元フランスの首位「パパシゼ」。RDでは自身たちが持つ世界最高スコアを更新し、自国大会の最終演技で大団円に導けるか。期待感は高まる。