日本スケート連盟の理事会が21日、都内で行われ、2月の北京オリンピック(五輪)で金メダル1個、銀メダル3個を獲得したスピードスケート女子の高木美帆(27=日体大職)が暫定的に「シニア特別強化選手」「ナショナル強化選手」に名を連ねた。日本スケート連盟によると最終的な本人の回答がないため、暫定的にリストに入っているという。

高木は理事会とともに行われた日本スケート連盟の優秀選手表彰祝賀会に出席し、受賞した34人の選手を代表してスピーチを担った。「チームジャパン一丸となって、過去最高の成績を残すことができました。皆さまの存在が大きな支えになりました」と周囲への感謝を述べた。

18年平昌(ピョンチャン)五輪500メートル金メダリストで今月12日に現役引退を表明した小平奈緒(35=相沢病院)は「シニア強化選手B」に入った。小平は10月に出身の長野県内で行われる全日本距離別選手権をラストレースに定めている。JOCオリンピック強化指定選手からは外れた。