セーリングの470級全日本選手権は21日、佐賀県唐津市で最終日のメダルレースが行われ、18年世界選手権銀メダルの磯崎哲也(30)と、東京オリンピック(五輪)代表の外薗潤平(31)のペアが合計得点22点で吉田愛(41)、木村直矢(27)と並んだが、メダルレースの順位が上位だったため、規定で優勝となった。

日本が得意とする470級は、24年パリ五輪から男女の混合2人乗りとなる。今大会エントリーした77艇中、男女混合ペアは18艇。女子ペアが4艇で、残り55艇はすべて男子ペアとなっている。混合ペアの最上位は、吉田、木村組の2位。昨年優勝した混合ペアで、ともに東京五輪代表の吉岡美帆(31)、岡田奎樹(26)組は、欧州遠征中のため、出場していない。