女子400メートルメドレーリレーで、主将の池江璃花子(22)をアンカーに起用した日大は4分5秒95の5位だった。7番手で引き継いだ池江が猛然と追い上げたが、3チームによる3位争いからわずかに遅れた。

4位で表彰台を逃した前日の女子400メートルリレーに続き、池江は再び悔しさを味わった。「もう全然ダメ。チームとしてメダルを狙っていたけれど、それに届かず、タッチ差で負けてしまったのは自分のミス」。チームを引っ張る立場として、自らを責めた。

最終日の31日は、個人種目2冠が懸かる女子100メートル自由形と、女子800メートルリレーの2種目が控える。「明日が一番タフな日になる。個人種目への余力を残しながら、リレーでもしっかり決勝に残りたい」。最後のインカレ。このままでは終われない。なお、女子400メートルメドレーリレーは中京大が4分2秒81で優勝した。