日本スケート連盟は1日、都内で理事会を開き、フィギュアスケート女子で全日本選手権2連覇の経験を持つ紀平梨花(20=トヨタ自動車)は同選手権への出場に向けて、中部選手権(9月23~25日、邦和みなとスポーツ&カルチャー)の通過が必須となった。

9月のチャレンジャーシリーズへの派遣選手に名前がなく、全日本選手権の予選会(中部選手権)免除の対象とはならなかった。昨季は故障で全ての競技会を欠場。今季はすでにジャパン・オープン(10月8日、さいたまスーパーアリーナ)への出場が決まっているが、復帰戦は中部選手権となる見通しだ。

また同連盟はグランプリシリーズ第5戦NHK杯(11月18~20日、札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の開催国枠に男子は山本草太(中京大)、女子は住吉りをん(オリエンタルバイオ/明大)、アイスダンスは小松原美里、尊組(倉敷FSC)が内定したと発表。23年4月13~16日に行われる世界国別対抗戦は、会場が有明アリーナから東京体育館に変更となったことも明かされた。