北京五輪(オリンピック)代表の河辺愛菜(17)が2位に入った。フリー2位の118・03点を記録し、合計176・62点。優勝した松生理乃(ともに愛知・中京大中京高)には16・01点及ばず「一番は悔しい。(前戦は)後半で体力がきつかった。今回は(後半)良かったけれど、前半でミスをしてしまった。ここから次に向けて頑張りたいです」と振り返った。

この日は序盤の3回転ルッツで転倒し、演技後半も回転不足判定が目立った。グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯(11月4~6日、アンジェ)を控えており「去年の成績を超えたいのと、まだトリプルアクセルを試合で入れられていない。やらないといけない思いはあるし、やらないと点数も伸びてこない。そこは『入れよう』という、前向きな考えでいます」とジャンプ構成のレベルアップを見据えた。