米バスケットボールNBA、ウィザーズの八村塁(24)が29日、日本開催のオープン戦を翌日に控えて都内で公開練習に臨んだ。

シュート練習などで調整した八村は、「ウィザーズの一員としてNBAの試合をできるということで、僕もすごく楽しみにしている」。スーパースターのステフィン・カリーを擁する昨季王者ウォリアーズと、30日と10月1日に計2試合を行う。

昨夏の東京オリンピック(五輪)以来425日ぶりとなる日本での試合。ウィザーズのユニホームで臨むのは初めてとなる。東京五輪は無観客開催だっただけに、「日本の皆さんの前でやるのは何年かぶり」。勇姿をお披露目するのを心待ちにしている様子だった。

ワシントンからの長旅を経て、チームは28日に日本に到着。時差ぼけの影響については「思っていたよりも大丈夫。僕もこういうのは慣れている」とうなずく。

チームメートとの食事会は鉄板焼きを予定しているという。「和牛などいろいろなものが出てくる。みんな喜ぶと思う」とにこやかに話した。

◆NBAのオープン戦 日本で行われるのは19年以来。チケットは最高770万円で記念撮影など多数の特典付き。最安値でも1試合8000円で全席完売。「NBA Rakutenユーチューブチャンネル」などで無料配信。30日は午後6時45分より中継開始。