フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(イタリア・トリノ)で銀メダルを獲得した男子の山本草太(22=中京大)が13日、羽田空港に帰国した。「うれしいとは思っていますが、次の試合、そちらに気持ちを切り替えてて、今回の演技を全日本でもできるように、1週間を過ごしていきたい」と、22日開幕の全日本選手権(大阪)を見据えた。

今季はGPシリーズ第3戦フランス杯でGP初表彰台となる2位に入ると、第5戦NHK杯でも2位。勢いのまま、ファイナルでのメダルまでつかんだ。

「すごく落ち着いて、試合を楽しめるようになったかな。ただ、楽しめるのは普段の苦しい練習を積んでいるからこそ、本番でやれている、自信がある。本番のための練習をやっていきたい」。

スケートが楽しいと心から感じ、行動に移せているという。それが結果となり、好循環を生んでいる。今季、多い時には1つのセッションをミスなしで終えるまで、15回の曲かけ練習を実施したこともあった。

調整期間が短く臨む、全日本でも、練習で自信を積みあげて挑む。

「全日本も特別な舞台だと思うんですが、1つの試合としてベストを尽くすだけ。練習通りの成果が本番で出せるようにやっていきたい」。

生まれ故郷の大阪で、再び好演技を披露する。