平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(26=クラレ)が、再びスーツ規定違反で失格となった。1回目、2回目とも95メートルを飛んだが、2回目の飛躍終了後に失格と判定され、30位となった。

今季W杯では初のスーツ規定違反だが、今季海外大会初戦だった昨年10月のGPドイツ・クリンゲンタール大会で、同様に失格の判定が下されている。

昨年の北京五輪団体戦で失格とされ、ジャンプ1回分の記録を取り消された悪夢が、国内でも繰り返された。高梨は昨年8月の蔵王での大会時に「スーツも変わることですし、それに合ったジャンプをしていかないといかなきゃいけない」と適応を課題に挙げていたが、またも悔しい結果となった。