第18回全農全国高等学校カーリング選手権(青森・みちぎんドリームスタジアム)のスポーツ栄養教室が9日同スタジアム内柔道場で行われた。

全国農業協同組合連合会(JA全農)の越野彩広報・調査部管理栄養士が講師を務め、体づくりに必要なバランスの良い食事や運動前のエネルギー補給、運動後の疲労回復等を出場する選手へ伝えた。 セミナー後、選手からは「5大栄養素の役割は知らなかった。今後スポーツする上で役立つ勉強になりました」(鈴木凜・青森明の星高2年)、「アスリートは食事が大事だと改めて分かった。目的を持って食べる事の意識を変えていきます」(松山心優・青森山田高2年)、「普段朝ごはんを食べなかったり、ちゃんとした食事を意識してなかった。女子は鉄分が必要なこと等、今後は気をつけて食事に取り組みます」(相澤天・青森高2年)、「やっぱりスポーツには食事が大事。これからは意識して生活していきます」(永谷純奈・青森東高2年)、「カロリーや炭水化物は気をつけていたけど持久力や筋力アップの食事については初めて知り、すごくためになりました」(石岡仁・青森明の星3年)等の感想があがり好評だった。多くの選手からは「明日のもぐもぐブースが楽しみ!」と声があがった。越野講師は最後に「農家の皆さんが作った国産農畜産物をたくさん食べて明日からの試合を頑張ってください」と話した。また、この日は「結果を出すためのウオーミングアップ」講習会や、地元青森市による「ねぶたばやし披露」も行われ、明日からの試合に挑む選手たちは和やかな表情を見せ、リラックスした様子でセミナー時間を楽しんだ。