ニチレイチャレンジ特別泳力検定会(日刊スポーツ新聞社協力)が4、5日に東京辰巳国際水泳場で行われた。小学生の競泳記録会「2022年度東京都ジュニアスプリント大会」を兼ねて開かれ、2486人が2級と3級に挑戦した。

過去には池江璃花子も低学年の時に参加していた登竜門的な大会で、2014年からは泳力検定にもチャレンジできるようになった。泳力検定は勝ち負けではなく、自分が立てた目標の達成をめざす検定制度。2日間で1~6年生の男子1168人、女子1318人が参加した。2級は100メートル個人メドレー、3級は自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの各50メートルで、種目別、年齢別の基準タイムを目指して力泳した。

主催の東京都水泳協会小野潤一常務理事ジュニア委員長は「普段の練習から目標を持って取り組む事が大事。その積み重ねが本人の自信につながっていく。泳力検定をきっかけに具体的な目標設定を見つけ、水泳の楽しさを知ってほしい」と話し、水泳の普及と子どもたちの成長に期待を寄せた。

尚、同会場の3月閉館に伴い、来年度は東京アクアティクスセンターでの開催を予定している。