女子日本代表のロコ・ソラーレ(3勝3敗)が1次リーグ(L)第7戦でスウェーデン(2勝3敗)と対戦し、4-5で敗れた。世界ランク2位の強豪国との接戦を落とした。

0-1で迎えた後攻の第4エンド(E)は、フロントエンドで有利な状況を整えるも、相手の強力なNO・2を動かすことができない。このエンドは1点にとどまった。

1-3で迎えた後攻の第6Eでは、最大3点のチャンスを整え、スキップ藤沢五月(31)のラストロックへ。ダブルテークアウトを狙ったものの、相手ストーンを押し出すことができず、1点のスチールを許した。

チャンスを生かしきれない展開が続く中、2-4の第8Eからは2エンド連続でスチールに成功。何とか同点に追いついたものの、最終第10Eで振り切られ、手痛い連敗を喫した。

藤沢は「中盤で私にダブルテークが2回きて、同じようなミスをして相手に点を取られてしまった。あそこは正直決めたかった」と静かに振り返った。

成績を3勝4敗とし、1次Lは残すところ5試合となった。

「相手よりも、自分たちのカーリングができるかが課題になる。勝ったり負けたりで精神的に余裕がない部分もあるが、大好きなカーリングができている感謝の気持ちと楽しい気持ちを忘れず、最後までやり切りたい」

悔しさをにじませながらも、判然とした口調で誓いを立てた。

出場13カ国による1次Lは全チーム総当たり方式で行われ、上位6チームが25日(日本時間)以降の決勝トーナメントへ進出する。

銀メダルを獲得した16年以来、7年ぶりの出場となるロコ・ソラーレは、22日午後10時(日本時間)からイタリアとの次戦を控える。