今季SP世界最高の80・72点で首位発進した三浦璃来(21)、木原龍一(30)組(木下グループ)が、WBCで3大会ぶり優勝を飾った侍ジャパンからの刺激を力に変えた。

この日の演技前にテレビで応援していたといい、木原は「試合前に勇気をもらいました。『次は自分たちの番だ!』と勝手に思いました」。優勝の瞬間は演技に向けての準備で見られなかったが、米国戦の3番手で登板した高橋宏斗投手(20=中日)が木原と同じ愛知・中京大中京高の卒業生とあり「心から応援していました」とほほえんだ。

フリーは23日に行われる。愛称「りくりゅう」の2人が初優勝すれば、グランプリ(GP)ファイナル、4大陸選手権と合わせ日本初の「年間グランドスラム」達成となる。【松本航】

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