新潟アルビレックスBBの来季、B2降格が決まった。信州ブレイブウォリアーズに62-71で敗れた。13勝45敗で並んでいた富山グラウジーズ、滋賀レイクスがともに勝ち、残り1試合でB1残留圏内の22位富山とのゲーム差は1になった。新潟が7日の信州2戦目で勝って、富山が敗れると14勝46敗で並ぶが、直接対決の得失点差で富山が上回るため、リーグ規定によりB2降格対象の23位以下が確定した。

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PFケヴェ・アルマ(24)のシュートがリングに嫌われた。試合終了のブザー。新潟のメンバーは淡々とした雰囲気で敗戦、そしてB2降格を受け止めた。立ち上がりから先行され、1度もリードを奪えなかった。前節までの4連勝とは別のチームになったように要所でシュートを落とした。

コナー・ヘンリー監督(59)は「責任は私にある」と厳しい表情で言った。残り1試合でB1残留圏内の全体22位富山とのゲーム差は1になった。2戦目に勝って、富山が敗れると勝率は並ぶが、直接対決の得失点差で下回るため、23位以下が決まった。

チーム強化のちぐはぐさが影を落とし続けた。今季は14、9、8連敗と長期連敗を喫した。開幕前には契約を締結していた新外国籍選手が来日せず、そのまま解除。SFロスコ・アレン(29)、PFケヴェ・アルマの2人でシーズンに入らざるを得なかった。

平岡富士貴前監督(48)が10月の琉球戦後から休養すると同時に、河合竜児氏(47)がアシスタントコーチに就任し指揮を執り始めた。その後、12月にヘンリー監督が就任して現体制になった。そんなテコ入れも効果はなかった。選手補強も3月に元日本代表のSG川村卓也(36)を獲得するが、負傷離脱した。

00年に日本初のプロチームとして発足。05年スタートのプロリーグ、bjリーグの発足時は旗振り役だった。16-17年に開幕したBリーグでも初年度から1部に在籍。3期目の18-19年には元日本代表のPG五十嵐圭(42=現B1群馬)、Cダバンテ・ガードナー(31)らを擁して中地区を初制覇した。

そんな栄光も過去の話。中地区初優勝後、順位は下降線。4季ぶりに降格制が導入された今季、ほぼ降格圏に低迷し続けた。最終盤の4連勝でホーム最終節での逆転残留の可能性をつないだが、望んだ結果は得られなかった。【斎藤慎一郎】

▽PG渋田怜音主将 今季たくさん負けて、こういう結果になって責任を感じている。試合後は頭の中で状況を整理できなかった。決着がつく緊張感でいつもとは違うプレーになってしまったかもしれない。