ラグビー「リーグワン」で1部残留を決めた花園近鉄ライナーズのオーストラリア代表110キャップのSHウィル・ゲニア(35)と、同75キャップのSOクエイド・クーパー(35)が、そろって来季も残留することが確実になった。

23日、東大阪市長を表敬訪問した飯泉景弘GMが「ゲニアはまだ契約が残っている。クーパーは(契約が)切れるが、再オファーをして合意はしている」と明かした。今後、クーパー側と正式に契約書にサインをする方向だという。

クーパーは今秋のW杯に出場する可能性があり、世界的ハーフ団が来季も花園でプレーすることになる。

また、日本代表CTBフィフィタの退団が正式決定したことで、同GMは「補強は考えています」と説明。退任する水間ヘッドコーチの後任については日本人、外国人ともにリストアップしている段階で「6月中には決めたい」との見通しを示した。