長崎美柚(20)、木原美悠(18=ともに木下グループ)組が、初のメダルを確定させた。

チェコとスロバキア選手に3-2(11-8、9-11、6-11、11-2、11-3)で逆転勝ち。最終第5ゲームは序盤から5連続得点で主導権をたぐり寄せ、3位決定戦がないため銅メダル以上が決まった。

名前の読みが同じの“Wみゆう”は「最高に幸せです!」と抱き合って喜んだ。

JOCエリートアカデミーでも先輩と後輩の間柄で、実戦経験を積みながら、互いの長所を融合させてきた。準決勝は全日本選手権5連覇中の伊藤美誠(22=スターツ)、早田ひな(22=日本生命)組を破った王芸迪、陳夢(中国)組との対戦となる。木原は「ここまできたら勝つしかない」と意気込み、長崎も「自分たちらしく、最後の1点まで諦めないで元気にプレーしたいです」と言い切った。