メダリストの自己採点は? 

28日に閉幕した卓球の世界選手権(南アフリカ・ダーバン)でメダルを獲得した4選手が31日、都内で記者会見に出席した。

混合ダブルスで銀メダルを獲得した張本智和(19=智和企画)に、張本とのペアに加えて女子シングルスでも銅メダルをつかんだ早田ひな(22=日本生命)。女子ダブルスで銅メダルを手にした木原美悠(18)、長崎美柚(20)組(木下グループ)が壇上に上がった。

4人はそれぞれ大会を自己採点し、思いを口にした。

◆張本智和

僕は80点ぐらい。(残りは)シングルスでの10点、混合ダブルスの10点。10点とはいえ、なかなか縮められない10点でもある。1点ずつ、次に向けて、1日0・1点でも積み重ねて練習していきたいと思います。

◆早田ひな

私は75点ぐらいかなと思います。シングルスで1つの壁を越えられた部分はすごく良かったけれど、それ以上に、もっとこの先険しい道がまだまだ続くなというのがある。今回の結果はうれしい気持ちもあるけれど、やっぱり悔しい気持ちで終わってしまった大会。ミックスダブルスも女子ダブルスも、シングルスも最低ラインは達成できたけれど、自分が一番目指している目標ではなかった。より気を引き締めて、パリ(五輪)までに間に合わせる気持ちで頑張っていきたいと思います。

◆木原美悠

自分は70点ぐらいです。女子ダブルスで、本当にこの点数を多く稼いだかなって思います(笑い)。

◆長崎美柚

私は50点。シングルスでは3回戦で早田選手に0-4で負けてしまった。内容的にはあまり良くない試合でした。でもダブルスでは最低限、メダルを取ることができた。そこの意味を含めて50点とつけました。