NBAで制限付きフリーエージェント(FA)になっていた八村塁(25)が、レイカーズと3年総額5100万ドル(約71億4000万円)で再契約に合意したと6月30日、複数の米現地メディアが報じた。

ネッツからFAになった渡辺雄太のサンズ移籍も伝えられた。NBAはこの日の米東部時間午後6時にFA選手の交渉が解禁。2選手とも直後に契約合意に至ったとみられ、新シーズンに向けたチーム編成で重要視されていることを印象づけた。

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交渉解禁から、わずか数時間で契約合意へ。八村が名門レイカーズと合意に至った新規契約は3年総額5100万ドル(約71億4000万円)とされる。単純計算すれば1年あたりの平均額は1700万ドル(約23億8000万円)で、22-23年シーズン(約626万3000ドル)から約2・7倍増となった。

米スポーツ専門局ESPN(電子版)は、レイカーズ副社長でもあるロブ・ペリンカ・ゼネラルマネジャー(GM)が今オフ初旬に「若手選手たちの中核を確保する」と発言したことをあらためて明示。八村との再契約はその意向に沿ったものだと伝えた。

新人契約の最終年を終えた八村は27日、レイカーズからまずは単年再契約を結ぶ意思を示すクオリファイング・オファーを提示された。これで正式に制限的FAとなり、交渉自体はどのチームとも可能だったが、解禁日に好条件を提示したレイカーズに残留する意思を固めたとみられる。

19年にウィザーズに入団し、4季目途中の今年1月に名門レイカーズに移籍。レギュラーシーズン1試合平均11・2点を挙げ、プレーオフでは日本選手として初のカンファレンス決勝にも出場した。大型契約を手に、NBA選手としてさらにステップを駆け上がる。

○…渡辺はNBA6シーズン目を西地区の強豪サンズでプレーすることになると、複数の米メディアが報じた。ネッツに所属した22-23年シーズンは自己最多58試合に出場。1試合平5・6得点、2・4リバウンドを記録した。移籍先のサンズは、シーズン途中までネッツでチームメートとして刺激を受けたデュラントや、得点源のブッカーが活躍し、西カンファレンス準決勝に進出した。先日には、ウィザーズのエースに君臨してきたビールをトレードで獲得した。

◆NBAトップ選手の収入 米経済誌フォーブスの23年版スポーツ長者番付によれば、NBAのトップはレブロン・ジェームズ(レイカーズ)。賞金やスポンサー収入などで算出された収入は1億1950万ドル(約167億3000万円)で、うち年俸は4447万ドル(約62億2600万円)と報じられている。全スポーツ選手のトップはサッカーのクリスティアノ・ロナウド(アルナスル)で1億3600万ドル(約190億4000万円)。