21年東京五輪銀メダルの日本(世界ランキング9位)は、前人未到の大会6連覇とはならなかった。決勝で強敵中国(同2位)に敗れた。

敗れたとはいえ、チーム全員であきらめずに戦い抜いた。その1人がムードメーカーでもある宮崎早織(27=ENEOS)で、第3クオーター(Q)残り約3分半、ファウルを受けながらも同点シュートを決め、直後のフリースローも入れる3点プレーに成功。第4Qには24秒のショットクロックぎりぎりのタイミングで3点シュートを決めた。さらにはアシストや守備でも存在感を放ち続けた。

決勝では約12分間の出場で8得点4アシスト。試合出場中の得失点差を示す「プラス・マイナス」のスタッツは、チーム最多に並ぶ「11」だった。2年前のアジア杯決勝では26得点で5連覇に貢献。今大会前に「今回も活躍できれば。チームメートを信じてプレーしたい」と話していたとおり、再び大舞台で躍動した。司令塔タイプの選手が同時出場する「ツーガード」の布陣の一角としても、大会を通じて成熟度を高めてきた。

大会を終えたあとに自身のSNSを更新し、「沢山のご声援ありがとうございました」とまず感謝。そして「まだまだ強くなるぞー」と気合を入れ直した。

最近のマイブームはサウナ活動で「整えに目覚めてしまいました」と笑う。とはいえ、アジア・カップを前にした代表活動中はなかなか外出できる機会がなかった模様。直前の強化試合を終えた直後には、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の「ちょっとぬるいサウナで整えていきたい」と明るく口にしていた。帰国後は1度ゆっくり心身をリフレッシュ。秋開幕のWリーグ、そして来年2月のパリ五輪最終予選に向けて整え直していく。

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