22年北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレが14日、北海道・北見市内の現地とオンライン併用で会見を開き、8月から本格始動する新シーズンへの抱負を語った。

昨季は世界最高峰のグランドスラム(GS)の1つとされる「カナディアン・オープン」で日本勢初優勝。日本選手権でも2連覇を達成したが、7年ぶりに出場した世界選手権は6位に終わった。リード吉田夕梨花(30)は「先シーズンは世界選手権に出たけれど、私たちらしいパフォーマンスや結果ではなかった」と振り返る。

さらなる飛躍を期す今季へ、サード吉田知那美(31)は「休んでいる間、心も体も自分のものではあるけれど、チームのものでもある」と体づくりに励んできた。スキップ藤沢五月(32)も「今季からはオリンピックポイントのかかる大事な試合も入ってくる」と見通し、決然とした口調で「1シーズンの中で勝ちたい大会を見据えながら、準備と結果を求めながらやっていきたい」と言い切った。

ライバルたちも、すぐ近くにいる。一般社団法人「ロコ・ソラーレ」には、18年11月に結成された「ロコ・ステラ」に加え、今年4月から男子チームの「ロコ・ドラーゴ」が発足。“ロコ・ファミリー”は3チームの大所帯となった。セカンド鈴木夕湖(31)は「高め合いながら、3チームで強くなっていければ」と笑顔。フィフスの石崎琴美(44)も「サポートし合いながら戦っていければ」と見据え、代表理事の本橋麻里(37)は「全員がケガなくシーズンスタートを迎えられそうなのが安心材料。3チーム、いろいろな成績が出ることを楽しみにしたい」と期待を寄せた。

ロコ・ソラーレは8月からアイスの上での練習を開始し、9月からはカナダで遠征。11月のPCCC(パンコンチネンタルカーリング選手権)での連覇を目指し、実戦経験を増やしていく。