ラグビー日本代表のSO李承信(22=神戸)が、W杯(9月8日開幕)での先発定着へ猛アピールする。29日トンガ戦(花園)に向け、27日は登録メンバーを発表しジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)が会見。1年前に初めて代表入りした李が3戦連続で先発する。これまで中心だったSO松田力也と競わせる方針の同HCは「彼(李)の方が先に進んでいる」と語り、現時点で先発の第1候補であることを明かした。

札幌開催だった22日サモア戦は、W杯1次リーグで対戦する相手に22-24で惜敗。課題を残した中で、17点(1ゴール5PG)を稼いだ李の活躍が光った。15日のオールブラックスXV戦(27-41)から2戦連続でキック成功率は100%。帝京大を中退し、神戸に拾われて成長した22歳が、一気に先発を奪い取る可能性が出てきた。

ジョセフHCは「李のゲーム運びはいい方向にいっている。たくさんラグビーをしてもらいたい」と話す一方で、松田についても「今後の試合では彼(の実力)が出てくるものと思っている」と相乗効果を期待。他にも昨季のリーグワン新人賞で早大出身のCTB長田智希(23)がテストマッチ初先発。強化試合を含め3連敗中の日本を、若き力が救う。【益子浩一】

【ラグビーテストマッチ〈リポビタンDチャレンジカップ2023 パシフィックネーションズシリーズ〉】

日 本 - トンガ   

(12位)  (15位)  

◆キックオフ 29日午後7時30分

◆会場 東大阪市花園ラグビー場

◆テレビ放送 NHK総合、JSPORTS1で生中継

※( )は世界ランク