日本大学は8日、部員が覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)で逮捕されたアメリカンフットボール部について、都内で午後3時から林真理子理事長と酒井健夫学長が会見に臨む。会見に先立ち、前夜に緊急の理事会を開催し、会見の内容について協議している。

同部での違法薬物に関する情報は昨年以降、複数回、大学側に寄せられていたという。それだけに対応の遅れを問題視する声が高まっている。

日大アメフト部の違法薬物事件の主な経緯は以下の通り。

◆7月6日 大学側がアメリカンフットボール部部員の部屋の施錠可能な収納ボックスから植物片と錠剤を発見

◆同18日 大学側から相談を受けた警視庁が発見物を押収

◆同中旬 大学側が全寮生を対象に尿検査と部員への聞き取り調査を実施

◆同22日 大学側が部の保護者会で説明

◆同28日 警視庁の鑑定の結果、大麻と錠剤の覚醒剤成分を判明

◆8月2日 日大広報課が「現時点では、一部マスコミで報道されているように、本学アメリカンフットボール部の寮内において、違法な薬物が発見されたとの事実は、確認できておりません。調査の結果、犯罪の事実等、不適切な事実が確認された場合には厳正に対処する」と声明

◆8月3日 警視庁が寮を家宅捜索

◆5日 覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の疑いで部員の男を逮捕。大学側はアメリカンフットボール部の無期限活動停止処分を発表

◆7日 部員の男を送検

◆ 関東学生アメリカンフットボール連盟が臨時理事会をオンラインで開き、事件に対応するため、規律委員会を設置したと発表

◆同8日 林真理子理事長と酒井健夫学長が日大本部で会見へ