世界ランキング1位トルコの絶対的エース、メリッサ・バルガス(23)が日本(8位)を苦しめている。

元キューバ代表で21年にトルコ国籍を取得。いい体勢で打たれれば触ることすらできない急角度のスパイクに、第2セットには194センチの長身から時速102キロものサーブを打ち込み、場内をどよめかせた。

SNSでは「えぐ」の文字が頻出。「最高到達点3メートルでサーブで102キロって バルガスえぐい」「世界一のサーブだわ」や「格好いい」と背番号4に感嘆する投稿も相次いでいる。

今年のネーションズリーグ(VNL)で優勝したトルコは、他にも195センチのカラクルト、198センチのギュネシュが出場するなど高い壁も形成。しかし日本のスピード感あふれる攻撃、連係に手を焼いており、第1セットは22-25で落としている。

今大会は東京ラウンドなど世界3都市のプールに分かれ、各8チームが総当たりで対戦。上位2チームが五輪切符をつかむ。9日間で7試合の短期決戦。トルコと日本は5戦全勝で、ともにパリ行きへ王手をかけて戦っている。

【動画】トルコ代表バルガスの異次元過ぎるスパイク 到達点300センチ、時速94キロの衝撃弾