バスケットボール元日本代表主将の篠山竜青(35=川崎ブレイブサンダース)が27日、神奈川の強豪・桐光学園高バスケットボール部をサプライズ訪問した。

「部活生の強さひきだすプロジェクト RiseUP」でトップアスリートによる特別指導が実現。体育館で未来の日本代表候補たちを指導した。

前半は篠山が5対5の練習に参加し、合間には細かな戦術、メンタル面などを伝えた。

篠山は試合前のメンタルについて問われると「初戦で一番嫌なのは、本気で勝ちにくるヤツらの顔。(この先の大舞台)ウインターカップ1発目、格上のチームと当たることになっても、マジで勝ちにいこう。なんかやってやろうっていう気持ちが大事。そういう気持ちが重なって何か起きる。そういう気持ちを持つべき」と語った。

後半は、トップアスリートの食事管理も担当する栄養士による、スポーツ栄養講座が行われた。

このプロジェクトでは、今年に入り、サッカー元日本代表DF槙野智章氏が花咲徳栄高女子サッカー部を、ハンドボールの土井レミイ杏利が母校の浦和学院高ハンドボール部を、それぞれサプライズ訪問し、指導した例がある。