22年世界ジュニア選手権銅メダルの壷井達也(20=シスメックス)が、フリー151・02点の合計232・09点で初優勝を飾った。
「優勝という形になったけど、悔しい気持ちでいっぱい」。
優勝を遂げたが、表情は暗かった。
冒頭の4回転ジャンプは降りたが、2本目の4回転サルコーで転倒。「6分間練習から合わなかった。どうして合わなくなるかを考えて改善したい」。
8月のげんさんサマーカップ(京都)で4位になり、さらに練習に力を入れてきたが「試合となると難しい部分が大きかった」と、内容に不満を残した。
今季は、グランプリ(GP)シリーズに2戦出場予定。シリーズ第1戦スケートアメリカ(10月20~22日、アレン)とシリーズ第6戦NHK杯(11月24~26日、大阪・東和薬品RACTABドーム)にエントリーしている。