司令塔のセッター関田誠大(29)が、的を絞らせない多彩なトスワークで攻撃をけん引した。石川、西田、高橋藍の3本柱を生かしながら、要所で小野寺らMB陣にもボールを集めて得点につなげた。第2セット(S)には自らのブロックで得点を挙げ、第3Sにはサービスエースを決めるなど要所で自ら得点をマークした。
エジプト戦ではまさかの大逆転負けを喫し、試合後には人目をはばからず涙を流した。わずかなミスが命取りとなる短期決戦。大きなプレッシャーを抱えて不調に陥ってもおかしくない状況下で立て直し、その後4連勝とチームを上昇気流に乗せた。この日快勝に導き見事、五輪切符を獲得。4大会ぶり08年北京大会以来となる自力での出場権をつかみ、満面の笑みが広がった。「ここまで決して簡単な道ではなかったんですけど、選手含めスタッフやトレーナーであったり、たくさんの方が支えてくれた結果だと思うので非常に感謝をしています」と喜びをかみしめた。
早くも1年先の本大会を見据える。「次の目標としては、パリオリンピックでメダルを取ること。またそこに向けて頑張りたい」と力を込めた。


