全国高校ラグビー県大会の決勝が12日、袋井・エコパスタジアム(午後1時半)で行われる。5年連続21度目の決勝進出を決めた東海大静岡翔洋は、2年連続13度目の花園出場を狙い、ライバル静岡聖光学院とぶつかる。1月の県新人は準決勝で合同チームに不戦敗の3位。ライバルと直接対決した4月の同7人制決勝(10●35)と5月の同総体決勝(12●61)では、立て続けに苦杯を味わった。花園切符に王手をかけ、今大会でのリベンジを誓う。
県総体は組織的な守備ができず大敗した。副将のNO8鈴木凱大(ときお、3年)は「FW戦で勝てなかった」。その後、取り切れなかったモールの強化も図り、1人1人が意識や気持ちで負けないよう練習に取り組んだ。結果「攻守で“引き出し”を増やせた」と鈴木凱。「『FWのおかげで勝てた』と言われる決勝にしたい」と意欲を示す。
選手らは、チームを指揮して4年目になる元ヤマハ発動機(現静岡ブルーレヴズ)選手の津高宏行監督(40)の指導を受ける。もう1人の副将でFB久保田純正(3年)は「高いレベルで教えていただき、守備やアタックで自分のプレーの幅が広がった」。視野の広さや運動量などすべてを参考にする。走りとステップで「相手FB(小野沢謙真)以上のプレーをしたい」と決勝戦を見据えた。
主将のフランカー野呂帆央(ますと、3年)も個人として「タックルで一番体を張り、いい流れをもってきたい」と意気込む。まずは県優勝を果たし、「花園では昨年(2回戦敗退)の成績を超えたい」とチームの思いを代弁した。


