フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯が24日に開幕するのを前に、23日に大阪市内で記者会見が行われ、GPシリーズ通算10勝目が懸かる宇野昌磨(25=トヨタ自動車)は「中国杯から練習してきたことをしっかり出すこと」を目標に掲げた。
宇野は今月中旬のGPシリーズ第4戦中国杯で2位。6度目のファイナル(12月7~10日、中国・北京)出場が懸かる一戦へ「コレオ(シークエンス)だったり、ジャンプは練習してきました。グランプリ10勝目は特に思い入れはないんですけど、期待していただけるのなら全力を尽くしたい」と見据えた。
この日は大阪・東和薬品RACTABドームで男子公式練習に参加。プログラムの振り付けや4回転ジャンプを入念に確認した。
フリーの曲かけ練習では、冒頭の4回転ループが2回転となったが、続く4回転フリップは着氷。後半では4回転トーループや、4回転-3回転の連続トーループを降りた。
練習の合間にはリンクサイドのステファン・ランビエル・コーチと身ぶり手ぶりを交えて対話を重ね、4回転ループなどの確認に時間を割いた。
今季は表現力の強化に力を入れており「自分で自分に対する演技内容としては本当に素晴らしいものだった。ここ数年間、これだけジャンプ以外のところに気持ちを入れて演技することがなかなかなかったので」と確かな手応えを示していた。
SPは24日、フリーは25日に行われる。
◆男子のファイナル進出条件 宇野は2位以内もしくは合計249・15点以上で3位に入った場合は自力での進出が決定。3位で同得点を下回ったり、4位となった場合は他の選手の成績次第となる。鍵山優真は優勝もしくは合計255・99点以上で2位に入れば自力での進出が決まる。2位で同得点を下回ったり、3位となった場合も、他の選手の成績次第で進出できる。


